多くの犠牲者と被害をもたらした、東日本大震災。未曽有の災害という言葉が飛び交ったけれど、規模で言うと東日本大震災は歴史上4番目。
じゃあ、今までで一番規模が大きかった地震はいつだか知ってるかな?
観測史上最大と言われているのは、1650年5月22日に発生した「チリ地震」。マグニチュード、9.5の大地震だ。日本にも北海道から東北にかけて6mの津波が街を襲い、142名の死者および行方不明者が出たんだ。
2番目に大きかったのは、1964年3月28日に発生した「アラスカ地震」。マグニチュードは、9.2。余震を含めると約3〜5分もの間、地震が続いていたんだって。
3番目に大きかったのは、2004年12月26日に発生した「スマトラ島沖地震」。マグニチュードは、9.1。死者および行方不明者数は、合わせて約23万人。被害のほとんどが津波によるものだったんだ。被災地の人々のほとんどが今まで津波に遭ったことがなかったから、十分な避難や警告がされず被害が拡大してしまったんだって。