秋になると、細長い棒の先によく止まっているトンボ。トンボの目の前でくるくる指を回した経験がある人も多いんじゃないかな。
わたしたちがよく見るトンボは人差し指サイズだけれど、世界にはもっと大きなトンボがいるんだ。
世界最大と言われるトンボは「メガネウラ」。
大きさはなんと70cmを超えるんだって。でも残念ながら生息していたのは9,000年前で、今では化石でしか見ることができないんだ。
ちなみに今、現生しているなかで一番大きなのが「テイオウムカシヤンマ」。オーストリラリアに生息するトンボだよ。羽を広げるとなんと大きさ18cmにもなるんだ。日本でよく見るオニヤンマが12cmぐらいだから、それよりもかなり大きいことがわかるね。
「ハビロイトトンボ」も同じくらい大きなトンボだよ。トンボといえば大人しそうな印象があるけれど、「ハビロイトトンボ」はクモやオタマジャクシを食べちゃうんだよ。