日本人にとって馴染み深い存在である、仏像。
手のひらにのる小さなものから「奈良の大仏」のように見上げるような大きさまで日本にはたくさんの仏像があるね。
あんなに大きな「奈良の大仏」だけれど、実は世界にはもっともっと大きな仏像があるんだ。
世界最大と言われている仏像は、中国にあるよ。河南省の平頂山市にある「魯山大仏」は、台座も合わせると高さ208m。仏像だけでも106mの高さがあるんだ。2002年に作られた、比較的新しい大仏だよ。
次に大きいのがミャンマーにある「レイチュンセッチャー大仏」。台座を合わせると高さ129.5mだけれど、仏像だけだと高さ116mと「魯山大仏」よりも大きいんだ。世界最大の人型建造物とされているよ。
日本にある「牛久大仏」も実はブロンズ立像としては、世界最大。実は「奈良の大仏」でさえ、手のひらに載せてしまうほどのサイズなんだ。