世界一硬い金属

世界一硬い金属

世界一硬い金属

私たちの生活に必要な物質として欠かせない、金属。1円玉の原料となるアルミや、貴金属に使われる金・銀など実は私たちの周りには驚くほどたくさんの金属が存在しているんだ。

金属というと、“硬い”や“丈夫”というイメージがあるね。じゃあ、世界一硬い金属って一体なんだろう。

答えは、「レニウム」。
流通量がとても少ない、レアメタルのひとつなんだ。ジェットエンジンなど耐熱性が必要なところで活躍している金属だよ。世界の生産量の半分以上が、チリで作られているんだって。

次に硬いのが「タングステン」。
スウェーデン語で“重い石”という意味の金属だよ。熱に強い金属で、鉄が約1,500℃で溶けるのに対し、「タングステン」は約3,380℃でやっと溶け出すんだ。聞いたことのない金属かもしれないけれど、楽器の部品から釣り具に至るまで多くの場所で使用されているんだよ。

「タンタル」という金属も硬いと言われているね。
「タンタル」も「レニウム」と同様に、レアメタルのひとつとされているよ。宝飾品や時計などに使われるほか、歯のインプラントの材料としても活用されてるんだ。