目に見えないからこそ恐ろしいウイルスという存在。衛生状態の良い日本ではそこまで問題になることはないけれど、世界ではとっても危険なウイルスが蔓延している地域があるんだ。
じゃあ世界で一番危険なウイルスって何か知ってるかな。
名前は「エボラウイルス」。
死亡率50〜90%という、恐ろしいウイルスだよ。1976年にスーダンで発見されたこのウイルスは、残念ながら現在でも確実な治療法や予防策が見つかっていないんだ。
「HIV」も有名だね。
感染経路(性行為・血液感染・母子感染)がはっきりしているにも関わらず、予防に対する意識が薄く、残念ながら今でも感染者は増加の一途をたどっているんだ。
「ペスト」も昔は多くの人を死に追いやったウイルスだね。今では適切な治療を受ければ、死亡率はかなり低くなるよ。日本でも1926年以降は発生していないんだ。