世界で一番怖い病気、それは「ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群」じゃないかな。早老病の一種で、普通の人よりも恐ろしいほど早いスピードで老化が進んでしまう病気なんだ。
この病気になったひとの1年は、普通の人が生きる10年と同じくらいの時間。心臓病を併発することが多く、平均寿命はわずか13年と言われているよ。遺伝子のひとつに異常があって発病する病気なんだけれど、今までにまだ146症例しか確認されていないから、解明されていない部分も多く、これといった治療法は見つかっていないのが現状だよ。
身長や体重は小柄なまま成長がストップするけれど、精神的な成長は普通の人とほとんど同じ。寿命だけが、ただただ人より急激に早く進んでいくんだ。
もっと身近なものでいうと「脳卒中」なども怖い病気の一種だね。前兆があるとは言われているけれど、誰しもが突然倒れ、死んでしまう可能性のある恐怖の病気だ。