世の中には様々な絵画があるけれど、世界で一番高いものは何か知っているかな?それは、ポール・セザンヌによる「カード遊びをする人々」。5枚で一つの作品なんだけれど、そのうちの1枚がギリシャの富豪であるジョージ・エンビリコスからカタールのある王族の手に渡ったんだ。
その時に支払われた金額が約353億円と言われており、絵画の売却額としては最高記録を塗り替えているよ。
ちなみに2011年にロンドンとニューヨークでこの5枚の絵のための展覧会が開催されたんだけれど、残念ながら本物が集まったのは、5枚の内3枚。この個人所有の世界で一番高い絵画は、持ち主が公開を拒否したため世の中に姿を表すことなく複製が展示されたんだって。
ちなみに2番目に高い絵はジャクソン・ポロックの「No,5 1945」で約165億円、3番目はウィレム・デ・クーニングの「ウーマンV」で約162億円とされているよ。