世界一高い切手って、一体いくらだと思う？
答えは、約11億円！
この切手の正体は、現在世界に一枚しか残っていないとされる「英領ギアナ1セント・マゼンダ」。1856年に英領ギアナで発行された、真紅の美しい色をした1セント切手だよ。ほとんど見えないけれど帆船が描かれていて、八角形をしているのが大きな特徴だね。
もともとは南アメリカに住む12歳の少年が家に埋もれていた書類から発見したもので、そこから寄付や売却が重なって今の金額まで吊り上がったんだって！
ちなみに、11億円というのは2014年に行われたオークションでの落札価格。落札者は匿名で、電話を使って競り落としたんだとか。
「英領ギアナ1セント・マゼンダ」がオークションに登場するまでは、スウェーデンの「トレスキリング・イエロー」という切手が2億7千万円で最高金額だったんだ。