宝石の中で一番高価なものは、おそらく「コ・イ・ヌール」じゃないかな。「コ・イ・ヌール」は世界最古のダイヤモンドだと言われていて、今はイギリスのタワー・オブ・ロンドンに展示されているんだ。
インドで産出された「コ・イ・ヌール」は別名”不幸の石”とも言われ、その美しさから様々な陰謀や暗殺の引き金となり、最終的には1849年にビクトリア女王の手に収まったんだ。
もともとは600カラットを超える世界最大のダイアモンドだったんだけれど、美しさを求めカットを繰り返すうちに、今はたった108カラットの大きさになってしまったんだって!
世界一大きなダイアモンドの原石として有名だった「カリナン」も、おそらく非常に高い値段がつくだろうね。「カリナン」は今、9つにカットされて、一番大きなものは「コ・イ・ヌール」と同じくタワー・オブ・ロンドンに展示されているよ。