世界一小さい生き物

世界一小さい生き物

世界一小さい生き物

世界一小さい生き物ってなんだと思う?

答えは、“藻(も)”。

世界中の至る所に生息している、淡水生の植物だよ。名前は「シアワセモ」っていうんだ。とってもかわいい名前だよね!四葉のクローバーに形がよく似ていることから、この名前が付けられたんだって。

その大きさ、なんと20〜30マイクロメートル。
もちろん顕微鏡でしか見ることができないよ。発見されたのは1841年とずいぶん昔なんだけれど、生物だと認定されたのは実は最近。2013年に東京大学の教授が「シアワセモ」の細胞分裂を発見して、晴れて生物として認定されたんだ。

ちなみに哺乳類の中で一番小さいのは「トウキョウトガリネズミ」で、胴体部分の長さが50mm。長い尻尾まで入れても、80oしかないよ。日本だと北海道に生息しているね。

「ピクミーネズミキツネザル」も霊長類の中では最小で、胴体部分だけだと6.2cmの大きさだよ。