世界一強い毒

世界一強い毒

世界一強い毒

世界一強い毒は何だか知っているかな?
答えは「ボツリヌストキシン」。

フグの毒を”1”とした場合、「ボツリヌストキシン」はなんとその33,000倍。「ボツリヌストキシン」が原因で引き起こされる食中毒で、今までに多くの人が命を落としてしまっているんだ。でも、100℃で10分間加熱すれば毒性がなくなるから、気を付けていればよほど摂取することはないものだよ。

危険なのは、自家製のビン詰め食品。
酸素のない密閉された状態が一番危険なんだって。しっかりと殺菌をしないと、「ボツリヌストキシン」が発生する可能性があるから気を付けて!

次に危険なのは「破傷風毒素」。
日本人の北里柴三郎が培養に成功したことでも有名だね。感染すると全身の筋肉が硬直し、呼吸困難で最悪死に至る場合があるよ。一時期日本を騒がせた「ダイオキシン」も、実はフグの毒の17倍の毒性をもつ危険なものだ。