現在、世界で一番速い電車は日本の「超電導リニア（マグレブ）」。残念ながら日本ではまだ本格的な運用が開始されていないけれど、2027年までに首都圏と中京圏を結ぶ計画が進んでいるよ。実は日本より先に、上海では既に運用開始済み。
“上海マグレブ”という名前で、上海市から浦東国際空港を結んでいるんだ。「超伝導リニア」の最高速度は、時速603㎞。磁石の力地上からほんの少しだけ車体を浮かすことにより、加速の抵抗になるものが空気だけという状態になるからこそ、このようなスピードが出せるんだ。
2番目はフランスの国鉄「TGV」で時速571㎞。
日本の新幹線と同じで、フランス国内の長距離移動には欠かせない公共交通機関だ。最高速度は571㎞ではあるけれど、通常運行では使うことができず318㎞で走ってるんだって。
3番目はスペイン・ドイツなどで走っているシーメンス社の「ヴェラロ」で時速400㎞だよ。