オリンピックの開会式や、学校の卒業式などで歌われる日本の国歌「君が代」。「君が代」って、実は世界で一番短い国歌なんだ。
ゆったりとした曲調だからあまり感じられないかもしれないけれど、文字数でカウントすればその短さは世界一。とっても短い曲だけれど、「君が代」には千年も八千年も(千代に八千代に)ずっと長い間、どうか平和な世の中が続きますようにっていう願いが込められているんだよ。
もともとは”古今和歌集”に編纂されていた短歌のひとつなんだ。明治維新後の1880年、この短歌に曲が付けられ国歌として世の中に広まったんだよ。
ちなみに、曲自体の短さでいうとヨルダンの国家が世界一短いよ。「君が代」が1分程度あるのに比べて、ヨルダンの国家は30秒程度で終わってしまうんだ。オリンピックで各国の国歌を聴き比べてみるとおもしろいかもね!