世界一難しい山

世界一難しい山

世界一難しい山

ネパールのヒマラヤ山脈にある山のひとつ、「アンナプルナ」を知ってる?高さ自体は世界第10位とそれほど高くないものの、難易度は世界一。登山者の4割が命を落としてしまうともいわれる、死の山だ。

1950年にフランスのモーリス・エルゾーグとルイ・ラシュナルが初めて登頂に成功して以降、名立たる登山家たちが挑戦してきたけれど、遭難したまま帰らぬ人となる人が多数。数々の山を制覇してきた日本人登山家・名塚秀二と佐藤理雄も2004年登頂にチャレンジしたものの、雪崩に巻き込まれ命を落としてしまったんだ。

難易度の高い理由は、その地形。
山の北側では多くの雪崩が発生し危険を極めているし、一方南側は、登るのが非常に困難な岸壁がそびえ立っている状態。別名“キラー・マウンテン”と呼ばれる所以は、ここにあるよ。

2番目に難しいのは、「K2」。
世界で2番目の高さを誇る山だけれど、人里離れた場所にあるため近年まで存在すら知られていなかったんだ。雪崩や滑落の危険性が高いため、いまだ冬の間の登頂は達成されていないよ。

3番目は高さ第9位の山、「ナンガ・パルバット」だと言われているね。