世界一珍しい血液型

世界一珍しい血液型

世界一珍しい血液型

A・B・O・ABの4種類に分けられる血液型。
およそ4割がA型、3割がO型、2割がB型、残りの1割がAB型と言われているね。ただし、これは日本国内だけの話。ヨーロッパにはより多くの割合でA型が存在しているし、インドではB型の人が多いんだ。

一方、フランスやスイスにはAB型の人がわずか3%しかいないんだって。国によって、大きくバラつきがあるんだね。

よく知られているのは、このA・B・O・AB型の分類(ABO式血液型)だけれど、実は僕たちの知らないところで血液はもっと細分化されているんだよ。Rh式血液型やRh式血液型なんて、聞いたことがないんじゃないかな?

より細分化された血液型で一番珍しいのは、「ボンペイ型」と呼ばれるもの。「ボンぺイ型」なのは、世界中で100万人に1人の割合とされているよ。日本だけで言うと、わずか十数人しかいないんだ。「ポンペイ型」の場合他人からの輸血ができないから、事前に自分の血液を冷凍しておかないといけないんだよ。