約6500万年前に絶滅したと思われていた、幻の古代魚「シーラカンス」。1938年、この「シーラカンス」が南アフリカで再確認されたときには、世界中が大騒ぎしたんだ。
さらに驚くべきことに、その姿は一切の進化を遂げておらず昔のまま。特徴的な8枚のヒレが、今でもちゃんと残っているよ。けれどもやはり「シーラカンス」の存在は非常にめずらしく、2匹目が発見されたのはそれから14年後のこと。
1952年12月20日にインド洋に浮かぶコロモ諸島で捕獲され、この日はのちに“シーラカンスの日”として制定されたんだ。それ以来、コロモ諸島では200匹以上のシーラカンスが見つかっているよ。100Kg を超える大きな魚だけれど、水っぽくて全然おいしくないんだって!
また全長2mを超える深海魚「アカマンボウ」も珍しく、人目に触れることはほとんどない魚だね。名前の通り、マンボウのように平べったい形が特徴の魚だ。とてもおいしく、ハワイや沖縄では食用として重宝されているよ。
また神秘的な姿で知られる「リュウグウノツカイ」も、海で見かけることは滅多にないね。