世界一危ない道

世界一危ない道

世界一危ない道

スペインには「エル・カミニート・デル・レイ(王の道)」と呼ばれるとても有名な道があるよ。なぜ有名かって?

それは、ここが世界一危険な道だからなんだ!

「王の道」を歩くのは、まさに命懸け。切り立った崖に、ほんのひとり人が通れるだけの細い道がくっついているのみ。しかもその道はボロボロで、ところどころ崩れてしまっている状態なんだ。

命綱がないと、とてもじゃないけれど渡れる場所ではないよ。でもそのスリルが人気で、たくさんの登山客やクライマーが訪れているんだ。あまりにも危険だから一度立ち入り禁止になってしまったんだけれど、2015年3月に修繕が終わり通行が再開しているよ。

ボリビアにある「ノース・ユンガス・ロード」も別名“死の道路”と呼ばれているね。ここは貨物を載せたトラックが行きかう道なんだけれど、1台ギリギリ通れる幅と、雨や霧による視界の悪さで転落事故が多発している場所なんだ。