世界一泳ぐのが早い魚は「バショウカジキ」。
長く伸びた上アゴと、とても大きな背びれが特徴の魚だ。大きいものだと全長3mを越えるぐらいに成長。釣りの獲物として人気で、日本だと東北以南でその姿を見ることができるよ。
泳ぐスピードはなんと時速100q以上!イワシやカツオなどをエサとして食べているよ。自慢の長いアゴを剣のように振り回し、獲物を叩いて弱らせるんだ。
「バショウカジキ」自体もお刺身で食べることができるけれど、他のカジキに比べるとそんなに人気はないみたい。脂が少なくて、筋っぽいんだそうだ。「マカジキ」や「クロカジキ」も同じく早く泳ぐことで有名だね。
日本で人気の「マグロ」も、とても早く泳ぐよ。早いだけでなく、不眠不休で泳ぐことでもよく知られているね。沖縄あたりで生まれたマグロたちは、黒潮に乗って太平洋を目指しぐるっとアメリカを回って日本へ戻ってくるんだ。その間、一睡もせずにね!