日本で一番多い名字として知られる「佐藤」さん。
日本の人口の1.6%、約250万人が「佐藤」という姓を持っているんだ。じゃあなぜ「佐藤」という名字が多いのか、その理由を教えてあげよう。
はじまりは、飛鳥時代。
大化の改新などで活躍した、藤原氏という人を覚えてる?この時代、藤原氏は多いに繁栄し、世の中に藤原と名乗る人がとても多くなってしまったんだ。あまりにも数が増えすぎて区別できなくなったため、自分の役職を混ぜて名乗るようになったんだ。
「佐藤」は、朝廷の役職だった“佐(すけ)”という漢字を組み合わせたもの。それと同じ理由で加藤や斎藤など“藤”のつく名字が多いんだ。
2番目に多い苗字は「鈴木」さんで、約180万人。
熊野が発祥の地とされ、東日本に「鈴木」さんが集中する傾向にあるね。
3番目は「高橋」さんで、約140万人だよ。