日本一小さい家

日本一小さい家

日本一小さい家

川口通正建築研究所が設計した家「小鉄[Kotesu]」は日本で一番小さい家だと言われているね。

その広さ、わずか3.4坪。

大きめの自動車ぐらいの大きさだ。真っ黒い四角い箱のような外観の「小鉄[Kotesu]」は3階建て。

窓はついておらず、スノコのような隙間の空いた板が家全体を覆っているよ。この隙間が、外からの光を取り込みプライバシーを守る役割を担っているんだ。家屋内には一切の仕切りを作らず、狭小スペースながらのびのびとした空間を感じることができるよ。

また建築家・東孝光の「塔の家」も、狭小住宅の代名詞だね。東京都新宿区に今でも現存するこの家は狭小住宅の先駆けとも言われており、もっとも有名な作品でもあるんだ。

完成から40年がたった今でも、この「塔の家」にはたくさんの人が見学に訪れているよ。広さは3.6坪だ。