日本犬の中で最も小さいのは「柴犬」。
全部で6種いる日本犬の中で唯一“小型犬”に分類されているよ。古くから日本の多くの家庭で飼育されており、今でも日本国内の飼育頭数は「柴犬」がナンバー1だ。
愛嬌のある顔立ちと飼い主に従順な性格が人気だね。短い毛と三角のピンと立った耳、くるんと巻いた尻尾が特徴で、茶色や黒、白の毛色を持つ個体がほとんど。他人への警戒心が強く勇敢なため、番犬としても重宝されてきた犬種だ。
次に大きい“中型犬”に分類されるのは、山梨県を原産とする「甲斐犬」、三重県から和歌山県を原産とする「紀州犬」、四国地方を原産とする「四国犬」、北海道を原産とする「北海道犬」の4種だ。
ちなみに残りの1種は秋田県を原産とする「秋田犬」で、日本犬としては唯一“大型犬”に分類されているよ。