日本一長生きの人が多い県

日本一長生きの人が多い県

日本一長生きの人が多い県

今、日本で一番長生きの人が多い県は「長野県」。平均寿命は、男性で80.88歳、女性で87.18歳で男女ともに全国1位だ。

でも「長野県」は、昔から長生きの人が多かったわけではないんだ。むしろ昭和40年代は、脳卒中での死亡率全国1位という嬉しくない記録を持っていたほど。

この頃は平均寿命も男性で68.45歳、女性で72.81歳しかなかったんだよ。「長野県」はまわりに海がなく、冬は雪に閉ざされる地域だからどうしても保存が効く塩辛い食べ物が多くなる傾向にあったんだ。

そのため長野県民の塩分摂取量がかなり高く、平均寿命も短くなる一方。それを受けて「長野県」は県を挙げて、食生活の改善を実施したんだ。その甲斐あって平均寿命はぐんぐん延び、ついに全国1位になったというわけなんだ。

ちなみに2番目は男性が「滋賀県」で80.58歳、女性は「島根県」で87.07歳。
3番目は男性が「福井県」で80.47歳、女性は「沖縄県」で87.02歳だよ。