長野県の上田駅前にある「県道162号」は日本で一番短い県道だ。
その距離、たった7m。
地図でも表示をされることが少ない、極めて小規模な県道だ。もともとはちゃんとした長さの県道だったんだけれど、駅前にロータリーが整備されたことにより削らざるを得ない状況になってしまったんだ。
そうして残ったのがたった7mだったというわけ。県道の長さよりも、その道路の道幅の方が長いというなんとも不思議な場所だ。
ちなみに2番目は広島県呉市にある「県道204号」で、長さは10m。こちらも道の長さよりも幅の方が広いという、おかしな状態だ。
一方、日本で一番長いのは新潟県にある「県道45号」で距離は169.6km。一瞬で終わる「県道162号・204号」とは違い、こちらは道中に港や観光スポットなど見どころがたくさんあるよ。同じ県道なのに、こんなにも違うなんておもしろいよね!