スバルの「サンバー」は、日本で一番安い車だと言われているよ。「サンバー」と言われても、ピンと来ない人が多いかもしれないね。でもみんなきっと見たことがあるはず。
「サンバー」は地方の農道を走っている、いわゆる“軽トラ”だ。荷物を運搬する以外に使用することは少ないけれど、実はとても高い評価を受けている優秀な車種なんだ。1961年の発売当時から、日本ではほとんど普及していなかった四輪独立懸架が採用されており、親しみと敬意を込めて“農道のポルシェ”と呼ばれたりもするんだよ。農家の人々にとっては、大切な仕事の相棒だ。車両価格は、65万円だよ。
2番目に安い車はスズキの「アルトバン」で、車体価格は70万円。軽タイプの商用車として誕生した車で、言ってしまえばスズキ“アルト”の廉価版だ。
3番目はスバルの「プレオプラス」で、車体価格は77万円。