日本一甘いお菓子として広く知られている長崎県の銘菓「カスドース」。カステラを卵黄に浸してから煮詰めた蜂蜜を絡め、その上からさらにグラニュー糖を振り掛けるんだよ。想像しただけで、口の中にあま〜い感覚が広がるよね！
「カスドース」の歴史は古く、安土桃山時代にポルトガルから伝わったとされているよ。カステラや南蛮菓子とともにこの「カスドース」が日本へ持ち込まれ、当時、砂糖や卵が貴重だった日本人にとってはとても衝撃的な食べ物だったんだ。お殿様だけしか食べることを許されたなかった贅沢品だよ。
2番目に甘いお菓子として有名なのは、同じく長崎県の銘菓「鶏卵素麺」だ。氷砂糖を溶かしたものに卵黄を混ぜ、モンブランのように細く絞りだしたお菓子だ。こちらも安土桃山時代にポルトガルから伝わったものだよ。
3番目は全国的に生産されている和菓子「生姜糖」だ。