秋田県仙北市にある「田沢湖」は、日本で最も深い湖だ。最大水深は、423.4メートル。“田沢湖ブルー”と呼ばれる、青色のインクを溶かしたような鮮やかなブルーの湖面が「田沢湖」の魅力のひとつだ。
かつては摩周湖に迫る屈指の透明度を誇っていたんだけれど、発電所の建設と農業振興が進められた結果、水はどんどん濁っていってしまったんだ。それに伴い、昔はたくさんいた魚たちも数が激減。今は昔の水質を取り戻そうと、いろいろ対策を練っている最中だ。
それでも「田沢湖」の美しさは日本屈指のレベル。湖畔の一部では海水浴場と同じように、泳ぐことができるエリアもあるよ。また周辺は豊かな自然が多く残っているから、湖を眺めながら散策するもの◎。
2 番目に深い湖は北海道にある「支笏湖」で、深さは360.1メートル。こちらも摩周湖に匹敵するほどの透明度を誇っているよ。
3番目は青森県・秋田県にある「十和田湖」で326.8メートルだ。