日本一幅の広い川

日本一幅の広い川

日本一幅の広い川

日本で一番幅の広い海峡は北海道と本州の間を流れる「津軽海峡」じゃないかな。石川さゆりさんの“津軽海峡・冬景色”で、名前を知っている人は多いだろうね。

「津軽海峡」の最大幅は、約130km。

青森県が凹形をしているから、最小幅(海峡の東側)は18.7kmにまで縮まるんだ。西側にも海峡がぐっと狭くなる場所があって、そちらには世界一の長さを誇る“青函トンネル”が開通しているよ。かねてより「津軽海峡」に橋を架ける計画が立てられたりしたけれど、残念ながら実現する見込みはまだないみたい。

次に広いのは、北海道の宗谷岬と西能登呂岬の間にある「宗谷海峡」かな。日本では「宗谷海峡」と呼ばれているけれど、世界的には“ラ・ペルーズ海峡”という名前が付いているよ。

幅は約42km。

水深がとても浅いことが特徴で、一番深くても60mほどしかないんだ。今は海峡になっているけれど、氷河期だったころは陸続きだったんだよ。